Ismoは映画、演劇、テレビドラマなどの音楽の制作も行なっています。
フィンランド映画「Vaiennut kylä」(1997)のエンディングのワルツは、この曲のインストバージョンです。
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ボーカルも入ったアルバムバージョンは、Ismo Alanko Säätiöの1998年のデビュー作「Pulu」に収録されています。とてもフィンランド人らしい内容の曲です。印象的なアコーディオンはKimmo Pohjonen、マリンバはTeho Majamäkiによるものです。
また、インストバージョンとのカップリングでシングルとしてもリリースされています。 (残念ながら、インストバージョンは、YouTubeでは見つかりませんでした。)
Tuulipuvun tuolla puolen シェルスーツ(注1)のあちら側に
シェルスーツのあちら側に どこかに愛で燃え上がる国がある 炎の海のうねりの中で ライオンが行く 日常の心配ごとは見えない シェルスーツのあちら側に どこかに夢か映画のような国がある そこでは 打ちのめされた者が喜ぶ そこでは 魂のざわめき(注2)が響く そこでは 橋は晩に燃やされ そして 朝に造られる シェルスーツのあちら側に どこかに恐れを知らぬ国がある 戦いの波乱の中で 私たちは傷つき 負傷し、やつれる 苦しみの深みから のぞき見て そして はにかんで笑う そこの静かな村の道は 非常に静かなので、私たちを導く 大きな静かな墓へと そこで私たちは再び肉体になる シェルスーツのあちら側に どこかにとても野生的で魅惑する国がある シェルスーツのあちら側に どこかに愛で燃え上がる国がある 注1;「tuulipuku」はフィンランドでポピュラーな防風、防水仕様のアウターウェア。 ここでは、フィンランド人の象徴として用いられている。 注2;「humina」(=風などのヒューヒューという音)という単語が用いられている。
4 Comments
a.o.
24/11/2017 13:19:39
なんかこの曲はサーカスや大道芸の後の寂しさのような感じがしたのですが、映画は違うのかな?詩はそれっぽい雰囲気もあるように思うけど。。
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Ismo Alanko来日公演実行委員会
24/11/2017 21:47:22
私は映画は見ていないので、どんなエンディングなのかは知らないのですが、インストバージョンはa.o.さんがおっしゃるような雰囲気があります。
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a.o.
25/11/2017 13:17:54
動画のリンクありがとうございます。
Ismo Alanko来日公演実行委員会
25/11/2017 14:01:46
これはたぶんそういう曲だと思います。普段はもの静かなフィンランド人の豊かな内面を垣間見るかのようなステキな曲ですね。
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