Pulu - Ismo Alanko Säätiö (1998)

昨日に引き続き、鳥の名前の曲シリーズの第2弾はハトです。
​これは、1998年のIsmo Alanko Säätiöの1stアルバムのタイトル曲であり、シングルバージョンもリリースされています。
このラヴソングのように、ちょっぴり口汚いチャーミングさも、Ismoらしい個性のひとつです。

​こちらはアルバムバージョンです。

​こちらは、当時のTV番組出演時のライヴ映像です。

Pulu（注１）    愛しのハトちゃん
 
俺は知ってる、お前の肌は　俺の肌に押しつけたいだろうってことを
お前は知ってる、俺の肌は　お前の肌を求めて叫んでることを
お前は背を向ける、俺が触れようとすると
俺の夢の中では　幸せが俺を　遠くで待っている
 
なんでお前は俺の頭にクソするんだ？
飛んでいくハトみたいに
なんで俺はお前の足にションベンするんだ？
片足上げてる犬みたいに
なんでお前は俺の頭にクソするんだ？
飛んでいくハトみたいに
なんで俺はお前の足にションベンするんだ？
片足上げてる犬みたいに
それは　その魂の共鳴
精神のハーモニー、雄大なシンフォニー
戦争で奏でられる
 
俺は熱望する　俺の尻でのお前の唇の動きを
お前は熱望する　お前の首での俺の手のささやきを
でも　お互い　説明なんてどうでもいい
お前は去る、俺は残る
俺は去る、お前は残る
それが残る
 
俺は知ってる、お前の鋤は　耕し手を必要としていることを
お前は知ってる、俺の宿業（注２）は　すっかり奏でられたことを
俺たちは　互いを必要としている　今こそ
すべてのサイン（注３）も　すでに集めた
動揺するな、動揺するな
だけど　愛しのハトちゃん
 
 
注１；puluは「ハト」の意味のほか、「ハニー」や「ダーリン」のような愛する者への呼びかけとしても使われる。
注２；原詩では「karma」（＝カルマ）
注３；原詩では「tähtimerkki」（＝sign of the zodiac）　占星術において、獣帯を黄経で12等分したそれぞれの領域をいう。