今日は、9/1にリリースされたソロライヴ盤「Yksin Vanhalla」に収録されている曲の中から、1つ取り上げてみたいと思います。
この曲は、ソロ名義での7作目にあたる自身の名を冠したアルバム「Ismo Kullervo Alanko」(2015)のオープニングトラックであり、Ismoの最も美しい曲の1つだと思います。 今年の春のソロツアーのとき、ファンの女の子からの「お気に入りの曲は?」という質問に、Ismoはこの曲を挙げていました。
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Lintuperspektiivi(注1) 鳥の眺望
恋しさは 人の心の病と定義できるだろう 安定したリズムを乱すむしばむ病と 恋しさの対象には 私についての予感すらない たぶん 迷える私たちには 希望のほかは何もないだろう そして 愛と 大事にしている愛 それを留めている 隠れ場所に 君は私のところへ来ない でも 私は君を待っている 恋しさの主たちの魂の風景は 広い大草原だ 私たちの最良の寛大な心が 雑草を育てる 恋しさの対象の一日が 曇りからハリケーンへ変わる 惨めさの偉人である私が このようにとうとう愛する私の趣味をやめるとき そして 私は飛び立つ 鳥の眺望から 私はすべてを見る 私のX線視で 地表を貫く 形が再び現れる、 恐れが隠れる場所はもう何もない 君は私を待っていない でも 私は君のところへ来る 注1;Lintuperspektiivi = Bird's-eye view, 高い所から見渡すかのような全景をさす。
8 Comments
a.o.
6/9/2017 13:19:04
とても美しい曲と詩ですね。
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Ismo Alanko来日公演実行委員会
6/9/2017 21:08:27
「Ismo Kullervo Alanko」は、Ismoのさまざまなプライベートな素の感情に基づいた美しさの探求をテーマとしたアルバムだそうです。中でもこの曲はひと際美しいと思います。
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EIKO
6/9/2017 22:22:46
ホント、美しい曲よね。
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Ismo Alanko来日公演実行委員会
7/9/2017 00:08:27
そうですね、内に広がる豊かなで繊細な世界は、まさにフィンランドらしいですね。
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a.o.
7/9/2017 13:32:59
鳥つながりで、
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Ismo Alanko来日公演実行委員会
7/9/2017 19:26:03
とてもステキなコメント、どうもありがとうございます!
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a.o.
8/9/2017 13:23:00
イスモ様の素の感情に基づいた美しさ、というのは、「もののあはれ」かもしれないですね。
Ismo Alanko来日公演実行委員会
8/9/2017 22:22:51
まさに「もののあはれ」というのは、ピッタリかもしれませんね!
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