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ここでは、Ismo Alankoの曲紹介やフィンランドのよもやま話などを書いていきたいと思います。
フィンランド語の原詩は、オフィシャルサイト(https://www.ismoalanko.com/)の"SANOITUKSET"のコーナーに掲載されています。
  ISMO ALANKO JAPAN TOUR
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Laatikoita - Sielun Veljet (1991)

18/1/2018

4 Comments

 
この曲は、1991年にSielun Veljetの12インチシングルとしてリリースされました。
​Sielun Veljetの3CDBOX「
Musta laatikko」(1991)、「Aina nälkä -Veljien 20 pahinta hittiä」 (2003)や​「Maallinen vaellus 1983-2011」(2011)などのベスト盤にも収録されています。
​詩はIsmoならではのユニークな表現にあふれています。

Laatikoita  箱(注1)
 
俺は壁に沿って目を投げる
俺はどうかしたのか、俺はどうかしたのか?
圧倒的に憂うつな月曜の午前
だめだ、見えない、だめだ、見えない
 
治療は青い一陣の風をもたらすだけ
メガバンク保証へ 俺は提供する
ばかでかい感謝祭の食事を
すべてのピザハンバーガースーパーマーケットは天の賜物
俺たちの進路を照らすために この暗がりの中へ
 
俺たちは人生を反射する 俺たちの周りへ
俺たちは俺たちの脳の物語を投影する、箱を
灰色の、低い箱を
高い、赤い箱を
非常に多くを語っている箱を
静かなものを
箱が 箱のそばで
箱の後ろから のぞき見る
箱の群れの真ん中で
小さな来たものを、しゃべっている箱を
それらを梱包してよい、ロックしよう!
誰が箱を壊すのか?
箱
 
広告の明るい世界は 輝く
昼間のように夜ごと、なんて仕事
打ち負かす すべての
墓の寸前で
震える街灯柱聖人たちを
説明を負う
罪を犯して醜いラッパズボンの裾の時代の
ダイス村は
雨の中で灰色、俺は壁の中に溶ける
そうじゃない、まったく本当、俺はどうだろう、誰が連れて行ったんだ?
 
俺たちは人生を反射する 俺たちの周りへ
俺たちは俺たちの脳の物語を投影する、箱を
灰色の、低い箱を
高い、赤い箱を
白い、ガラスの箱を
刑務所を、箱を
病院を、箱を
非常に多くを語っている箱を
静かなものを
箱が 箱のそばで
箱の後ろから のぞき見る
箱の群れの真ん中で
小さな来たものを、しゃべっている箱を
それらを梱包してよい、ロックしよう!
誰が箱を壊すのか?
箱
 
 
注1;箱は複数形。

4 Comments
EIKO
19/1/2018 00:17:20

懐かしい曲をありがとう(*^^*)
過激寄りのSielun veljetの中では、
聴きやすくて可愛いわw

初めて聴いた頃から「箱」ってなんだろうって思ってました。
当時はそんなにフィンランド語聞き取れなかったし
今はもっとダメダメだけど
自分で決めた限界、人から受けた制約、社会的なモラルの縛り
そんなの取っ払って自分らしく生きよう!って応援歌だと思っていました。
訳して貰えたおかげで、いみがちゃんとわかって良かったです!

Reply
Ismo Alanko来日公演実行委員会
19/1/2018 00:47:58

親しみやすいメロディーで大好きな曲の1つです。
でも、歌詞を読むとそうじゃないギャップがまた面白いです。
この曲をヒアリングできるなんて、スゴいです!
なるほど、いろいろな解釈ができそうな曲ですよね。
「箱」って一体何なのでしょう?私が初めてこの歌詞を読んだときは、アルコールの離脱せん妄などで見るような幻覚からインスピレーションを得た曲なのかなって感じました。まったく勝手な印象ですが...。
とにかく、Ismoの曲は私たちのイマジネーションを果てしなく刺激してくれますね。

Reply
EIKO
19/1/2018 23:17:24

なるほど、離脱せん妄ね。
アルコール一切飲めないので、酩酊やせん妄や幻覚の感覚がわからないから、
何かに縛られて次から次へと閉じ込められては破って出てくるイメージでした(^_^;)
超昔の、CGなんて無かった頃のテープでカラフルなイメージ(^^)
陽気な曲とシリアスな歌詞のミスマッチが楽しいわw

Ismo Alanko来日公演実行委員会
20/1/2018 00:11:51

舞台が精神科病院のようなイメージだったので、私はそう感じたのですが(私だけかも?)、EIKOさんのおっしゃるような意味などもいろいろ込められているのでしょうね。Ismoの表現は実にユニークです!
そうそう、Ismoの曲には、しばしばミスマッチの美学みたいなものがありますよね。

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