この曲は、ソロ名義での3rdアルバム「Taiteilijaelämää」(1995)に収録されています。 あるとき、Riku Mattilaとバーでフィンランド語の歌詞について考えていたとき、英語ではどうやって陳腐な表現を陳腐に聞こえないようにするのかという話題になり、Rikuが「例えば、マリリン・モンローの "When love goes wrong, nothing goes right" という歌詞は、フィンランド語だったら何て表現するだろう」と言ったそうです。 Ismoはそれについてしばらく考え、数ヶ月後に散歩中に突然「Kun rakkaus on rikki, ei mikään toimi(愛が壊れているとき、何もうまくいかない)」というフレーズがひらめき、この曲が誕生したそうです。 YouTubeではオリジナル音源が見つからなかったため、2004年のライヴ映像をどうぞ。 Kun rakkaus on rikki 愛が壊れているとき
コートが空っぽなとき、穴だらけ 魂は裸で、凍えている 昼間が壊れているとき 粉々に 夜に心は砕ける そのとき私は見つける 君のもとへ、死の美しい乙女 そのとき私は見つける 君のもとへ ゲームが終わったとき、コマは回らず ボールは穴が開き、凍えている 愛が壊れているとき あざけりの斧が 私の首にガチャンと音を立て、私の心臓を貫く 運命が輝く 私は金目当ての女たち(注1)にあまりに無礼だった 愛が壊れているとき、何もうまくいかない 風だけが果実を摘む 愛が壊れているとき、何もうまくいかない 濡れたブランケットは温めない 愛が壊れているとき、何もうまくいかない 風だけが果実を摘む 愛が壊れているとき、何もうまくいかない 涙から織られたブランケットは温めない 財布と暦はいっぱいだ そして 暖かい手が浴びせられる しかし 魂は張り裂け、穴だらけ 日暮れが凍えている 愛が壊れているとき あざけりの斧が 私の首にガチャンと音を立て、私の心臓を貫く 運命が輝く 私は金目当ての女たちにあまりに無礼だった 愛が壊れているとき、何もうまくいかない 風だけが果実を摘む 愛が壊れているとき、何もうまくいかない 濡れたブランケットは温めない 愛が壊れているとき、何もうまくいかない 風だけが果実を摘む 愛が壊れているとき、何もうまくいかない 涙から織られたブランケットは温めない 注1;原詩では「kullankaivajia」(=gold diggers)
2 Comments
EIKO
12/1/2018 23:08:14
ありがとう~!!!!!
Reply
Ismo Alanko来日公演実行委員会
12/1/2018 23:37:08
この曲は一度聴いたら忘れられない魔力がありますね。
Reply
Leave a Reply. |
Authorこのブログは、Ismo Alanko来日公演実行委員会が運営しています。Ismoファンの交流の場にできればと思っておりますので、どうぞお気軽にご参加ください。 Archives
November 2018
Categories
All
|