常に新たな可能性を開拓し続ける世界的なアコーディオン奏者 Kimmo Pohjonenは、かつてIsmo Alanko Säätiöのメンバーとして在籍していたことがあり、現在でもしばしば共演しています。
昨夜、フィンランドからライヴ中継があったPohjonen Alankoは、下記のメンバーから成り、即興的なヴォイスパフォーマンスをはじめ、シャーマニスティックな陶酔からダンサブルなエレクトロビート、イマジネイティヴな美しい音世界まで、ジャンルを超えた実験的なユニットです。 Ismo Alanko: ヴォイス、ギター Kimmo Pohjonen: ヴォイス、アコーディオン Tuomas Norvio: エレクトロニクス これは、2015年のNorpas Festivalからのライヴダイジェストですが、現在はさらに完成度が高まり、コスチュームにも凝っています。 また、2015年リリースのKimmo Pohjonenのアルバム「Sensitive Skin」に収録されている「Ramsoo」という曲には、Ismoがゲスト参加しており、Pohjonen Alankoのレパートリーにもなっています。 最後にIsmoとKimmoの共作である「Linnuntie」という名曲をご紹介したいと思います。 この曲は、実際の発動機などを用いたモーターマンとの共演レパートリーであり、現時点では正式な音源化はないようです。 (なお、この日本語訳は、Kimmo Pohjonenの50歳記念コンサートでのバージョンに基づいており、リンクの映像では歌詞の順番が若干違います。) Linnuntie 鳥の道筋(注1) 鳥の道筋を 俺は進んだ 俺は思っていた いつも自分は飛んでいると 秘密をあばくと (*) それらの美しい朝が 俺に与えられた 俺の日々の中へ 希望が築かれた 俺はすべてを引き裂き、呪文を歌った: “俺を助ける必要はない” (**) 俺は自分で 灰から舞い上がりたかった 火がつき、燃え上がり、そして燃え尽きたかった 俺はそれをすべてやった 理解できるように なぜ、どこから、どこへ? (*)(**)繰り返し 鳥の道筋を 俺は進んだ 俺は思っていた 自分は飛べるものだと 秘密をあばくと 鳥の道筋を 俺は進んだ 俺は思っていた いつも自分は飛んでいると 永遠を朝へもたらすと (叫び) 注1;Linnuntieとは、最短の直線ルートをさす。
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Authorこのブログは、Ismo Alanko来日公演実行委員会が運営しています。Ismoファンの交流の場にできればと思っておりますので、どうぞお気軽にご参加ください。 Archives
November 2018
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